こんにちは!モノグサ開発チームの廣川です。
今回は、3月より管理画面に反映された「管理アカウント」「学習者アカウント」について詳しく説明させていただきます🙌

 

組織機能における、ユーザー管理の考え方

管理アカウントとは?学習者アカウントとは?の具体的な説明に入る前に、組織機能*1におけるユーザー管理の考え方を振り返りましょう。「Monoxer管理者マニュアル導入編」のPDFでは、組織機能を以下の画像のようなツリー構造で説明しています。

 

組織、スクール、クラスと3つの階層があり、各階層に「オーナー」または「管理者」を設定できます。オーナーと管理者の詳細な権限は後述しますが、オーナーと管理者の権限はほぼ同じと考えていただいて構いません。

 

3つの階層ができた後に組織階層に学習者情報をインポートし、スクール・クラス階層に学習者を振り分けていきます。*2この時、ある学習者Aを複数のスクール、クラスに所属させることも可能です。

 

管理アカウント、学習者アカウントとは?

では、管理アカウント、学習者アカウントとは何なのか。まずこの2つの呼び方は、基本的に組織階層でしか使われません。簡単にまとめると以下のように区別できます。

管理アカウント ...WEB管理画面で学習者を管理するための4種類のアカウントの総称です。メールアドレスの登録が必須です。

学習者アカウント ... 組織、スクール、クラスに所属し、タスクを受け取ることができます。メールアドレスの登録は任意です。

 

管理アカウントの4種別と権限

「管理アカウント」の4種別とは具体的には以下の通りです。2つ以上を兼任することはできません。

管理(オーナー)... 組織の全ての操作を行えます。また、学習者アカウント数の上限の変更が可能です。全てのスクール、クラスも閲覧・操作可能です。旧「組織のオーナー」

管理(組織)... 組織の全ての操作を行えます。全てのスクール、クラスも閲覧・操作可能です。旧「組織の管理者」

管理(教材編集) ... 組織の共有ライブラリのみ操作できます。ただしスクール・クラス階層で役割を担うこともでき、その場合は役割を担っている特定のスクールまたはクラスを閲覧・操作可能です。旧「教材編集者」

管理(一般) ... 組織階層での権限はありません。スクール階層、クラス階層で1つ以上の役割を担うことができ、特定のスクール、クラスの閲覧・操作が可能です。

 

図にすると以下のようになります。


説明していない名称もいくつか含まれているので、以下にご紹介していきます!

スクールメンバー ... スクールに所属しているユーザーのうち、スクールオーナーとスクール管理者を除いた全てのユーザーを指します。スクール階層下のクラスオーナー、クラス管理者も、スクール階層ではスクールメンバーと呼ばれます。

スクール所属者 ... スクールオーナー、スクール管理者、スクールメンバー全ての総称です。

クラスメンバー ... クラスに所属している学習者アカウントを指します。

クラス所属者 ... クラスオーナー、クラス管理者、クラスメンバー全ての総称です。 

変更に際して、少々複雑さを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、皆様に「分かりやすい」と思っていただけるように引き続き努めて参りますので、ご容赦いただければ幸いです。

 

学習者アカウント上限の設定

管理(オーナー)... 組織の全ての操作を行えます。また、学習者アカウント数の上限の変更が可能です。全てのスクール、クラスも閲覧・操作可能です。旧「組織のオーナー」です。

この説明を見て、学習者アカウントの上限...?と思った方もいらっしゃるかと思います。管理アカウント・学習者アカウントの考え方の実装に当たって、「学習者アカウントの上限設定」が可能になりました。簡単に言うと、登録できる学習者アカウント数に制限をつけられる機能です。

Monoxerの組織機能はご存知の通り、ユーザー数に応じて料金を頂戴しております。そのため、学習者アカウント情報を操作可能な管理(オーナー)、管理(組織)が組織内に複数いる場合、各々が自由に学習者アカウントを登録できる状態だと困ってしまう組織もあります。

アカウント数の上限設定は現状弊社のスタッフが担っておりますので、ご希望の方は info@monoxer.com までお問い合わせください。

 

よくある質問

Q. 管理アカウント、学習者アカウントの考え方が実装されたことで、料金体型に変化はありますか?

A. これまで通り、ユーザー数に応じて料金を頂戴させていただきます。(2020/3/31現在) 詳細は担当の営業にご確認いただければ幸いです!

 

Q. 学習者アカウントを管理アカウントに変えることはできますか?

A. 可能です。ただし管理アカウントはメールアドレスが必須かつ、役割によってはWEB管理画面上で学習者の学習情報が閲覧できるようになるのでご注意ください。

 

*1:組織機能とは、Monoxerが塾・学校・その他法人向けに提供している機能です。組織機能をご利用いただくことで、生徒へのタスク配信や学習状況、記憶度の確認ができるようになります。

*2:スクール階層でも学習者情報を追加できる場合があります。追加の可否は組織階層の「設定」で変更可能です。

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